サカイ引越が7月31日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高317億8400万円（前年同期比5.1％増）、営業利益56億3100万円（5.1％増）、経常利益56億9100万円（14.9％増）、親会社に帰属する当期純利益38億4800万円（8.9％増）となった。
引越業界においては、新設住宅着工戸数や移動者数が微減しており、厳しい状況が続いている。同社グループは着実な経営努力をした結果、作業件数は21万9057件（前年同四半期比0.2％増）、引越単価も3.9％増と上昇したことにより、引越事業は好調に推移した。
通期は、売上高1137億8900万円（3.9％増）、営業利益124億3700万円（5.0％増）、経常利益127億700万円（5.2％増）、親会社に帰属する当期純利益88億9700万円（8.4％増）を見込んでいる。
