シーアールイー(CRE)は8月4日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202306」を発行した。
それによると、大型倉庫では、首都圏が空室率7.15%(前Q 比+0.96pt)で 30 万坪超の極めて旺盛な需要継続も空室率は増加。関西圏は空室率 2.52%(−0.41pt)で需給ともに減少も需要が勝り空室率は減少。九州は空室率 1.50%(−0.02pt)で大量供給の小休止で空室率は減少。中部は空室率 2.94%(−2.91pt)で新規供給がなく既存消化が進み空室率は減少。
中小型倉庫では、首都圏では空室率 1.85%(+0.45pt)で再開発や区画整理に伴い空室率は増加、の結果となった。
なお、このレポートは賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1300物件、約 47万坪(2023年4月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社ならではのデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。
今後も四半期ごと(1-3 月、4-6 月、7-9 月、10-12 月)の市場動向をまとめ、発行していく予定だ。