Hacobu(ハコブ)は8月21日、川西倉庫 大阪支店 大東営業所が、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」及び配送案件管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」を導入し、出荷業務の課題を解決した導入事例記事を公開したと発表した。
川西倉庫では、主に食品を取り扱う大東営業所において、出荷車両の9割が自社手配便であるにも関わらず入場時間をコントロールしていなかったため、トラックの入場が集中すると待機が発生し、待機スペースが狭いためトラックがあふれる事態が発生していた。また、トラックの入場時間が読めないことから、前日のうちに翌日のすべての出荷準備を行う必要があり、庫内の作業員の時間外労働が避けられない状況となっていた。さらに、車両の手配業務自体にも省力化の実現と属人化の解消が課題となっていた。
MOVO Berthの導入により、トラックの入場時間がコントロールできるようになり、荷待ち時間と時間外労働が削減された。また、MOVO Vistaの導入により配車業務の省力化とコモディティ化が実現し、誰でも配車業務を行うことが可能となった。
<出荷業務の課題解決へ>
<MOVO BerthとMOVO Vistaを組み合わせて活用>
同社には、配送会社から「MOVOを使って非常に便利で助かっている。荷待ち時間が少なくなったため、ドライバーが積極的に川西倉庫に行きたがる」といった感謝の言葉がよせられているという。物流2024年問題を前に同社は、荷主、運送会社、協力会社など多くの関係者と円滑な運用に向けた枠組みを作り、それを持続可能なものにしていくことが、さらに大切だとしている。