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プロロジス/災害時の物流施設使用で茨城県古河市と協定締結

2023年08月29日/物流施設

プロロジスは8月29日、茨城県古河市と、「災害時等における施設の提供に関する協定」を8月25日に締結し、同日、古河市役所において締結式を執り行ったと発表した。

<左から、針谷 力 古河市長、プロロジス 山田 御酒会長兼CEO>
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<プロロジス古河プロジェクト フェーズ 1・フェーズ 2 全景>
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プロロジスと古河市は、「災害時等における施設の提供に関する協定」を締結した。これにより、災害発生時に古河市の要請に応じて、プロロジスが古河市内で運営する物流施設「プロロジスパーク古河 4」の一部を、避難車両の受け入れ場所および車中泊避難場所として提供する。乗用車約200台分の受け入れを想定している。

また、トイレ設備及び水道設備の利用や、古河市が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況等の情報を提供し、車中泊避難者の支援に努める。

なお、プロロジスパークは、効率的な荷物の保管・搬出が可能な先進的物流施設である。また、施設の堅牢性、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウェイ、BCP(事業継続計画)を考慮した設備・仕様、快適性に配慮したアメニティ設備などを備えている。これらの施設特性を活かし、災害対策において市町村と連携することで、地域の人々の安心・安全を支援することをめざす。

プロロジスは、これまでにも物流施設を運営する地域での自治体・行政機関との災害支援協定を締結しており、今回が12件目となる。さらに、関西圏におけるプロロジスパークを対象に、ポプラ(広島県広島市)と「災害時の物資供給に関する協定」を締結している。

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