福山通運と小丸交通財団は9月22日、広島県三原警察署と共催で、三原市立大和認定こども園で園児48名を対象にした交通安全教室を同21日に開催したと発表した。
秋の全国交通安全運動の一環として、交通事故防止と交通安全に対する意識の向上を図りたい三原警察署から要請を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、交差点や横断歩道での安全行動等について体験学習を行った。園児からは「運転席から見えないところがたくさんあったので、周りで遊ばないようにします」など、交通安全意識を強くした感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。