物流プラットフォーム「ハコベル」を展開するハコベルは9月22日、情報を一元化し、顧客の利便性を高めることを目的に、「ハコベルサポーターズプログラム」会員専用サイトを同月19日に公開したと発表した。
＜会員専用サイト公開＞
運送手配サービス、物流DXで顧客の物流課題を解決するハコベルでは、車両数約5万台、運送会社数約1万7000社が登録し、ネットワークを拡大している。
2022年10月に立ち上げた「ハコベル サポーターズプログラム」は、ハコベルを利用する運送会社や個人事業主のドライバーに向け、物流事業者へサービス（保険、燃料、ITソリューション等）を提供している企業（サポーター）とハコベルが提携することで、トータルな経営環境のサポートを実現するプログラム。
同プログラムは、配送に必要となる物流資材の調達環境整備や、運送会社の経営やドライバーの労働環境を支援する仕組み。同社では賛同企業の提携・協業を推進しており現在、提携先企業は9社。物流業界で働く人々が安全に活躍できるための環境整備を進めている。
会員専用サイトでは、プログラムの全体像や提携先事業者をひと目でわかるようにし、ハコベル会員は自社が必要とするサポート・サービスを理解しやすく、事業を停滞させることなく迅速に必要なサポート・サービスへ申込みができるものとした。
専用サイトは、ハコベル会員のみ利用可能。具体的な提携事業者によるサポート内容は、燃油割引や保険・車両関連（トラック短期リース、中古車両売却等）、人材 労務関連など多岐にわたっている。
同社は「2024年問題」を前に、業界全体のサービス品質の維持、向上を重視し、運送事業者の経営をサポートする取り組みを引き続き推進していきたい、としている。
