佐川急便は9月28日、岡山県勝央町と「地域活性化包括連携協定」と「災害時における支援物資の受入および配送等に関する協定」を締結したと発表した。
<(左から)佐川急便中国支店 堀木 啓介 支店長、勝央町 水嶋 淳治 町長>
「地域活性化包括連携協定」では、町民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため、「災害対策(地域防災への協力)」「地域の安全・安心」「観光支援」「地域産品の流通・販売支援」「環境保全の推進」「その他、地域活性化」に関することについて、両者が連携して取り組む。
また、「災害時における支援物資の受入および配送等に関する協定」は、大規模災害発生時に勝央町で支援物資の受け入れや配送等が困難となる場合、佐川急便とその協力会社が、所有する倉庫の提供や支援物資の管理及び避難所への配送等の災害支援で協力する。
佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでおり、その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートでは、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進しているほか、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
勝央町との協定締結を機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
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