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日本GLP/千葉県八千代市に15.8万m2施設、ダイワCが1棟利用

2023年10月04日/物流施設

日本GLPは10月4日、千葉県八千代市で延床面積約15万8000m2の先進的物流施設「GLP八千代V」を着工し、同日に起工式を行ったと発表した。

<「GLP八千代V」完成予想図>
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「GLP八千代V」は、八千代市に所在する日本GLPの開発物件(既存4件)で最大の施設となる。ダイワコーポレーションが一棟全体を利用し、多業種が入居できる物流施設として運用する予定。竣工は2025年3月を予定している。

開発地は、東関東自動車道「千葉北IC」から10.4km、八千代市の中央にある工業団地エリアの中心に位置しており、東関東自動車道をはじめ、圏央道、常磐自動車道、京葉道路に囲まれた立地。国道262号線、16号線といった幹線道路からのアクセスルート上にあり、広域配送とエリア配送のいずれにも対応が可能となっている。

従業員の雇用環境としては、近隣に住宅地があるほか、東葉高速鉄道「八千代中央駅」からの専用バスも運行を予定している。

<エントランスイメージ>
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建物の特長としては、各階へのアクセスを可能にしたダブルランプウェイを採用し、効率的な物流オペレーションを実現。ワンフロア約2万5000m2の広々とした空間により、転貸に適した小分割区画(最小約2400m2)の設定を可能にする施設設計を採用している。

また、快適な就労環境を提供するため、施設内にカフェテリアと休憩スペースを整備するほか、庫内にはファンを設置予定。自然と調和したデザインを取り入れ、就労中も快適に過ごせる空間を演出する。

BCP面では、地震対策として免震PC造を採用するほか、非常用発電機や井水利用装置等を導入し、事業の継続性を確保。また、環境への配慮として、太陽光発電設備の設置を検討中。CASBEE(新築)認証、BELS 5Star認証、ZEB-Ready認証の取得を予定している。

<左から既存の「GLP八千代IV」と、今回着工した「GLP八千代V」(イメージ)>
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同物件の開発は、竣工済みの「GLP八千代IV」と隣接する敷地を最大限に利用した、既存物件の建て替えプロジェクトとなる。

プロジェクト遂行にあたっては、「GLP八千代V」を賃貸するダイワコーポレーションのニーズと敷地の特性を踏まえ、施設のデザインや構造、設備の設計を実施した。

また、既存物件の解体にあたっては、工事工程を複数の工区に分割し、既存物件に入居していた「あらた」の「GLP八千代IV」への移転と連携して進めることで、あらたのオペレーションを中断させることなく、段階的な退去と明け渡しを実現している。

■「GLP八千代V」
所在地:千葉県八千代市大和田新田686-3
敷地面積:約6万7000m2
延床面積:約15万8000m2
構造:地上5階建て、免震PC造一部S造
着工:2023年9月
竣工:2025年3月末(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、BELS 5Star認証(予定)、
ZEB-Ready認証(予定)

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