関通が10月11日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上高56億1900万円(10.0%増)、営業利益1億6400万円(14.1%減)、経常利益1億6200万円(7.4%減)、親会社に帰属する四半期純利益1億1500万円(2.3%増)となった。
主力の物流サービス事業の売上高は52億9901万9000円(9.8%増)、営業利益は5091万8000円(57.0%減)だった。
物流サービス事業は、EC・通販物流支援サービスを中心に、引続き品質及び生産性向上のための改善活動に取組み、顧客満足度の一層の向上を推進した。また、既存の顧客の作業・運賃等の交渉による値上げ、利益率の高い冷凍冷蔵倉庫利用の顧客の増加の影響等で利益の向上に努めた一方で、前年同期の大口のスポット顧客が当連結会計年度はなく、結果として営業利益は低下した。
加えて2022年2月に新設した本社ショールーム(兵庫県尼崎市)への案内等によって、同社の具体的な取組への理解を深めてもらう機会を提供すること等により、成約率の向上に継続して努めた。
通期は、売上高117億5600万円(12.0%増)、営業利益6億6900万円(70.8%増)、経常利益6億2400万円(73.1%増)、親会社に帰属する当期純利益3億8700万円(38.3%増)を見込んでいる。
遠州トラック 決算/4~6月の売上高5.7%増、営業利益14.4%増