住友倉庫は10月11日、同社大阪支店川口倉庫が、大阪市の「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション(第2期)」に選定されたと発表した。
大阪市は「生きた建築ミュージアム事業」として、大阪のまちを1つの大きなミュージアムと捉え、市内に存在する近代以降さまざまな時代に建てられた建築物から選定する「生きた建築」を通して、大阪の魅力の創造・発信に取り組んでいる。
川口倉庫は、1929年(昭和4年)に日本初の地上6階建の倉庫として建築され、今日に至るまで稼働している。選定理由は、「『堅牢』というイメージを形にしたような鉄筋コンクリート造の倉庫建築は、かつて川口が港として栄えた歴史を今に伝える、大切なシンボルとなっているため(大阪市都市整備局による選定通知書より)」としている。