川西倉庫が11月9日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高126億1200万円（前年同期比9.5％減）、営業利益7億1500万円（0.5％増）、経常利益7億5200万円（1.0％減）、親会社に帰属する四半期純利益4億7300万円（3.9％減）となった。
セグメント別にみると、国内物流事業では倉庫業務において入出庫高が前年同期に比べ減少したものの、保管高、保管残高は前年同期を上回り、倉庫業務全体では前年同期を上回った。港湾運送取扱業務、運送業務も増加した。この結果、売上高は102億4500万円（3.4％増）、セグメント利益は9億4000万円（24.2％増）となった。
国際物流事業では、海外での倉庫業務は取扱いが増加したものの、輸出入貨物の減少や海上運賃マーケットの下落により売上高およびセグメント利益は前年同期を下回った。この結果、売上高は21億7400万円（43.0％減）、セグメント利益は1億8200万円（44.8％減）となった。
なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、売上高は2億円（5.3％減）、セグメント利益は1億3500万円（2.7％減）となった。
通期は、売上高253億2000万円（6.6％減）、営業利益11億5000万円（28.7％増）、経常利益12億2000万円（27.3％増）、親会社に帰属する当期純利益6億8000万円（54.4％減）を見込んでいる。
