東武鉄道と東武ホテルマネジメントは11月9日、総合物流管理業務を行うオー・エス・エスと協働し、浅草東武ホテルにおいて、訪日外国人観光客向けの国際手荷物配送サービスの実証実験を12月から開始すると発表した。
オー・エス・エスは、訪日外国人(非居住者)の忘れ物国際配送、手荷物国際配送を2015年より開始。現在、全国約1万1000件の商業施設、交通機関、警察、空港、航空会社、レンタカーなどにサービスを導入している。
同サービスは、訪日外国人の手荷物類をホテルのフロントから自宅までワンストップで配送するというもの。東部グループが2021年から実施しているオープンイノベーションを活用した事業共創プログラムで採択され、サービス実施に伴う各種オペレーションや、市場性、収益性などを検証する。実証期間は2023年12月1から2024年3月31日まで。