名港海運が11月10日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高389億4900万円(前年同期比10.9%減)、営業利益27億5900万円(22.9%減)、経常利益34億4400万円(9.3%減)、親会社に帰属する当期利益24億1200万円(5.2%増)となった。
セグメント別では、港湾運送部門の売上高230億3900万円(13.1%減)だった。船内作業が増加となったが、沿岸作業ならびに海外での取扱いが減少したことにより、取扱いは減少となった。
倉庫保管部門の売上高は56億5300万円(0.0%減)だった。国内保管貨物の取扱いが減少したが、海外保管貨物の取扱いが増加したことにより、前年並みとなった。
陸上運送部門の売上高は61億4800万円(3.7%減)だった。自動車関連や鋼材を中心とした内国貨物輸送が減少した。
航空貨物運送部門の売上高は12億4100万円(47.4%減)だった。航空貨物需要の低下により、輸出入ともに取扱いは減少した。
その他の部門の売上高は20億3000万円(5.7%増)だった。梱包作業等の増加により、取扱いは増加となった。
港湾運送およびその関連(営業利益)は23億2200万円(27.5%減)だった。
通期は、売上高790億円(6.1%減)、営業利益50億円(20.0%減)、経常利益62億5000万円(10.2%減)、親会社に帰属する当期利益43億円(7.3%減)を見込んでいる。
ビーイングHD 決算/1~6月の売上高17.3%増、営業利益22%増