三菱ふそうトラック・バスは11月21日、国土交通省にキャンター等のリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置電気装置(後退灯用スイッチ)。
マニュアルトランスミッションを搭載した小型トラック・バスにおいて、不良品の後退灯用スイッチを組付けたため、そのままの状態で使用を続けると、後退時の状態を正しく検知出来なくなることがある。そのため、後退時に後退灯が点灯せずバックブザーも鳴らなくなるおそれがある。
全車両、後退灯用スイッチを点検し、不良品と判断された場合は、正常品の後退灯用スイッチに交換する。
リコール対象車の台数は計5007台。交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものが計40個ある。
不具合の件数は232件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001709255.pdf