日本通運は1月12日、過去に退職した従業員を広く再雇用する「カムバック制度」を導入し、2024年1月から開始したと発表した。
取り組みの一つとして、これまではライフステージに合わせた就労機会の提供を目的に、出産・育児、介護等の事情により退職せざるを得なかった従業員を再雇用する「ジョブ・リターン制度」を設けていた。開始する「カムバック制度」は、この制度を拡充し、過去の退職事由を限定することなく、事務系、現場系問わず、意欲ある退職従業員を再雇用するもの。
多様な人財の活躍による組織の活性化、即戦力となる人財の確保を強化し、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進する。
今日、人財の価値を最大限に活かし、企業の価値向上を図る「人的資本経営」がより重要となっている。日本通運においても、多様な従業員が、働きがい・やりがいを持ちながら、一人ひとりが能力を最大限に発揮できるような職場環境の整備を進めている。
NXグループは、これからも「従業員の自己成長・自己実現」と「企業の持続的成長と価値向上」に取り組んでいくとしている。