ロンコ・ジャパンは1月16日、2026年5月の運用開始を目標に、私募REIT/旗艦私募ファンドの設立準備を進めているが、ファンド運用のために運用会社が許認可を取得する必要があり、この度グループ会社であるロンコ・インベストメント・マネジメント(LIM)において、2023年8月に投資助言代理業の登録を完了したと発表した。
<左側中央が住友商事物流施設事業部 開発第4チーム堤 亮介チームリーダー、右側中央がロンコ・ジャパン福西 靖之社長>
この私募REIT/旗艦私募ファンド運用開始時のシードアセットとして200億円程度、その後毎年100億円程度のアセットの積み上げを想定し、その達成を図るべく現在シードアセットとなる物流施設の開発を進めており、2023年3月には「ロンコプロフィットマート印西」(千葉県)の開発を私募ファンドスキームにてスタートした。
また「ロンコプロフィットマート熊谷」(埼玉県)の私募ファンドスキームによる開発に向けて、投資家、金融機関をはじめとした関係各社との協議を進めている。
このような中、ロンコ・ジャパンの「物流会社による物流会社のための物流施設開発」というコンセプトに理解をもらい、住友商事に共同開発者として同社の事業に参画してもらい、複数の案件において、物流施設開発における協業検討を開始している。
住友商事が不動産事業において培った、総合デベロッパーとしてのノウハウ・知見と、ロンコ・ジャパンが物流事業者として長年物流業界において培った強みを掛け合わせ、競争力の高い物流施設の開発を行い、差別化を図っていくとしている。
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