LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

2024年01月16日/物流施設

日鉄興和不動産は1月16日、大阪府門真市において、近畿圏第5弾となる「LOGIFRONT門真」を同日竣工したと発表した。

<「LOGIFRONT門真」の航空写真>
20240116logifront1 - 日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

<建物外観>
20240116logifront2 - 日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

この物流施設は日本通運が一棟利用し、同日から倉庫稼働した。

アクセス性では、大阪市中心街から10km圏内、第二京阪道路「門真」ICから約1.0kmに位置している。人口が集積する寝屋川市・枚方市等に近く、名古屋方面へのアクセスにも優れた広域集配送拠点として期待される。また、門真JCTから近畿自動車道により南北へ、さらには守口JCTや東大阪JCTを経由して四方へ展開でき、背後に大型消費地を抱える地域配送・近郊都市間輸送であると同時に、隣接住宅エリアからの雇用者確保にも期待できる環境。

<外溝デザイン>
20240116logifront3 - 日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

<倉庫内>
20240116logifront4 - 日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

<メインエントランス>
20240116logifront5 - 日鉄興和不動産/大阪府門真市に1.7万m2の物流施設竣工

仕様・設備面では、特徴的な縦長の敷地形状を生かしてトラック待機場と一般駐車場、駐輪場を十分に確保できる配棟計画とし、大型車19台が接車可能なトラックバース、6台のトラック待機場を備えた地上4階建てBOX型の物流施設。ピロティ車路を兼ねた片面バースとすることで雨天時にも支障の無い荷捌きを可能とし、荷物用エレベーター・垂直搬送機を各2基設けることで、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保するとともに、二分割可能な汎用性のある計画としている。

また、座屈拘束ブレースを用いた制振構造とすることで、入居テナントのBCP対応にも配慮するほか、倉庫内には空調設備およびビッグファンを設置することで、庫内の作業環境に配慮した施設として計画した。環境対策としては、全館LED照明やセンサー照明の採用等、環境や省エネルギーに配慮した設備計画としている。

■概要
名称:LOGIFRONT門真
所在地:大阪府門真市三ツ島5-5-2
交通:第二京阪道路「第二京阪門真」IC 約1.0km
敷地面積:7828.66m2 (2368.16坪)
延床面積:1万7485.37m2(5289.32坪)
階数:S造・4階BOX型
設計・工事監修:フクダ・アンド・パートナーズ
設計・施工:日鉄エンジニアリング
スケジュール:2023年2月着工、2023年12月竣工

三井不動産、日鉄興和不動産/25.6万m2の物流施設にかける思い

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース