JR東日本スマートロジスティクスと佐川急便は1月30日、再配達時における荷物の受取場所として、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を利用できるサービスを2月1日から開始すると発表した。
これにより、顧客が都合の良い「マルチエキューブ」で、宅配荷物を受け取ることが可能となり、利便性向上を図るとともに再配達回数の削減を実現する。
マルチエキューブでは「予約」「預入」「受取」「発送」の4つの機能を備えており、顧客に身近な駅の駅でシームレスに利用できる。現在、東京駅や新宿駅など計22駅で31台が稼働中で、2023年度内に首都圏駅構内を中心に約100台を展開する予定だ。
不在で荷物が届けられなかった場合、顧客は「ご不在連絡票」からWEBサイトで受取場所として受取可能な「マルチエキューブ」を選択し、申し込む。すると佐川急便のドライバーが指定の場所に荷物を納品し、お知らせメールを送信。顧客は「マルチエキューブ」で受け取る、というもの。
両社は今後も顧客が利用できる受取場所の拡大を通じ、駅および宅配サービスの利便性向上に貢献していく。