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日本通運とOMデジタル/美術館等の収蔵品情報デジタル化で協業

2024年02月01日/3PL・物流企業

日本通運とOMデジタルソリューションズは2月1日、収蔵品デジタルアーカイブサービスにおいて協業すると発表した。

OMデジタルソリューションズが保有する、デジタルアーカイブ向けカメラシステムや導入テクニカルサポート、撮影代行サービスなどを、日本通運が推進する文化財や美術品などのデジタルアーカイブ構築を一括サポートするサービス「SmartMuse(スマートミューズ)」において同日から提供する。

これにより、SmartMuseを通じて博物館や美術館などでの文化財や美術品のデジタルアーカイブ構築を強力にサポートする。

<協業によるサービス概要>
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SmartMuseは、2021年に日本通運と富士通が共同開発した、美術館や博物館の収蔵品を5つの要素(1.データ管理、2.収蔵庫整理、3.輸送・保管、4.データ入力代行、5.収蔵品のデジタル化)で支援する統合サービス。OMデジタルソリューションズが撮影サービス等を提供することにより、SmartMuseの「5.収蔵品デジタル化」が拡充され、ワンストップ提供できるようになる。これにより両社は、博物館や美術館などでのデジタルアーカイブ構築をさらに強力にサポートしていく。

「博物館法」の改正により、博物館の事業として「博物館資料のデジタルアーカイブの作成と公開」が新たに追加され、文化財や産業資産をデジタルデータ化して後世に残す重要性が増している。一方、美術館や博物館では、デジタルデータ化を含めた収蔵庫の資料整理が進まず、学芸員の人手不足が課題となっている。

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