シーアールイーは2月7日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202312」を発行した。
レポートの要約によると、大型倉庫の空室率は、首都圏では新規供給と既存物件の消化進度が二極化し、8.08%(前期比0.23ポイント増)と、若干の増加となった。
関西圏では、新規供給・総需要ともに旺盛だったが、空室率は3.88%(0.82ポイント増)となった。
九州では、供給・需要ともに増加するも供給が勝り、空室率は6.77%(1.06ポイント増)となった。
中部では、供給・需要ともに減少するも、需要が勝った結果、空室率は12.46%(0.35ポイント減)となった。
また、中小型倉庫については、前期から一転して再開発に伴い空室率は0.93%(1.93ポイント減)に低下した。
同レポートは、四半期ごと(1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)に発行しており、賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめている。また、約1300物件、約47万坪(2023年10月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社のデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。
■「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」(会員登録必要)
https://www.logi-square.com/column/detail/240206