丸全昭和運輸が2月13日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1051億500万円（前年同期比1.5％減）、営業利益100億1900万円（3.8％増）、経常利益108億4100万円（2.8％増）、親会社に帰属する当期利益81億8800万円（18.4％増）となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は911億8300万円（1.8％減）、営業利益は85億5400百万円（4.3％増）となった。
貨物自動車運送事業については、関東地区では、非鉄金属や半導体機器の取扱い減少があったが、住宅資材や建設機械などの取扱い増加があった。中部地区では、ステンレス製品の取扱い減少があった。
関西地区では、産業用機器の取扱い減少があったが、電力機器関連の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い減少があったが、貨物自動車運送事業全体では、若干の増収となった。
倉庫業については、関東地区では、合成樹脂や住宅資材の取扱い減少があったが、化成品や食品の取扱い増加があった。中部地区では、住宅設備機器の取扱い増加があった。関西地区では、日用雑貨や油脂の取扱い増加があり、倉庫業全体では、増収となった。
通期は、売上高1450億円（2.9％増）、営業利益140億円（10.3％増）、経常利益150億円（8.8％増）、親会社に帰属する当期利益107億円（19.8％増）を見込んでいる。
