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西濃運輸/1月から神奈川県座間市に危険物倉庫を開設

2024年02月14日/物流施設

西濃運輸は2月14日、神奈川県座間市に882.40m2(約270坪)の危険物倉庫を1月から開設したと発表した。

<外観>
20240214seino1 - 西濃運輸/1月から神奈川県座間市に危険物倉庫を開設

<内観>
20240214seino2 - 西濃運輸/1月から神奈川県座間市に危険物倉庫を開設

この倉庫は、2023年9月に開設した厚木物流倉庫に続いて西濃運輸2棟目の危険物倉庫になる。電気自動車(EV)の普及に伴うリチウムイオン電池の他、近年高まる危険物の物流需要に合わせたロジスティクスサービスを、資本・業務提携関係にある阪急阪神エクスプレスと共同運営していく。

また、東名高速道路の横浜町田ICや圏央道の圏央厚木IC付近に位置し、神奈川・首都圏の主要エリアに限らず、関東や中部、関西の広範囲への配送にも適している。

取扱可能品は危険物第4類(引火性液体)で、リチウムイオン電池では、EVバッテリー、定置蓄電池、モバイルバッテリーなど。化学品では、アルコール、石油、エアゾールなど。

今後も西濃運輸では、保管、荷役を核としたロジスティクス事業を展開。2025年には相模原市内に新たに危険物倉庫の開設を予定しており、全国展開も視野に入れながら、顧客の課題解決を図り事業の成長に貢献するとしている。

セイノーHDでは、2023年4月にオートモーティブ・バッテリー物流事業部を立上げ、電動化へシフトする自動車業界をはじめ、建機・農機などの駆動系分野を対象に、西濃運輸の全国ネットワークを活かした輸送、危険物倉庫の運営、リサイクルに伴う梱包、回収物流など提案している。

■倉庫概要
名称:危険物倉庫(ロジクロス座間の敷地内に併設)
所在地:神奈川県座間市栗原字東原493-5
床面積:882.40m2(約270坪)
交通:相模鉄道本線「さがみ野」駅より約2.3㎞/相鉄バス「県公社東原団地前」バス停より約7分 西濃運輸座間支店より約1㎞
用途地域:準工業地域
天井高:5.73m(水下鉄骨天端)
床荷重:1.5t/m2

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