日本郵政が2月14日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、郵便・物流事業の売上高(営業収益)は1兆4825億円(4.5%減)、営業損益は378億円の損失(前年同期は455億円の利益)となった。
取扱数量は124億4100万通・個(5.5%減)で、内訳は郵便が96億通(4.9%減)、ゆうメールが20億7900万通(10.6%減)、ゆうパックが7億6200万通(2.1%増)だった。ゆうパックは、ゆうパケットの取扱数量増加(7.5%増)が寄与し、前年比プラスとなった。
営業費用は、コストコントロールの取組等を推進したものの、人件費の増加や集配運送委託費の増加等により129億円(0.9%)増加し、営業損益は378億円の赤字を計上した。