商船三井グループ100%子会社でケミカル船の運航事業を担うMOL Chemical Tankers (MOLCT)は3月4日、競争法上の関係当局の承認を取得し、昨年9月末に締結した株式譲渡契約に基づき、2024年3月1日にシンガポールのケミカル船社Fairfield Chemical Carriers (FCC)の全株式を取得したと発表した。株式の取得価額は約4億米ドル。
<MOLCT の運航するケミカル船 ENSEMBLE(アンサンブル)>
商船三井グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」において、ケミカル船事業を市場の成長が期待できる事業領域と位置付け、積極的に投資を実施していく方針で、今回の買収はその一環として実施したもの。
この買収を通じてMOLCTは、同社が運航する81隻のステンレス多タンクのケミカル船隊に、FCCが運航する36隻を統合することで、世界最大級の船隊規模となる。