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ナビタイム/ドラレコアプリでAIによる顔認識で居眠り運転防止機能

2024年03月12日/IT・機器

ナビタイムジャパンは3月12日、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』で、同日より、スマートフォンのインカメラで撮影した運転者の映像を、AIの顔認識でリアルタイムに解析し、わき見運転や居眠り運転を検知して、リアルタイムに注意喚起する機能を提供開始したと発表した。

<わき見運転や居眠り運転を検知>
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Android OS向け『AiRCAM』で先行対応し、iOS向けアプリでも今後対応予定だ。

<わき見運転の注意喚起>
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<居眠り運転の注意喚起>
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AIを活用し、運転者のまぶたの開閉時間や、顔の傾き・角度・時間を検知して、リアルタイムにわき見や居眠り運転をしているか判断して、「前方をよく見て運転してください」と音声発話にて注意喚起する。あらかじめ、運転者の顔を認識・登録することで、マスクをしていたり、運転者がいつもと違ったりしても判定できるように工夫をしている。

また、注意喚起するタイミングは、制動距離(ブレーキをかけてから完全に車が停止するまでの距離)を加味しており、時速が速い場合は、早めに注意喚起することで、事故防止性能を高めている。

警察庁の「原付以上運転者(第1当事者)の法令違反別交通事故件数(2022年)」では、安全運転義務違反が約71%と最も多く、中でも安全不確認に次いでわき見運転が約18%と事故原因の上位となっており、これらを検知して注意喚起することで、事故防止・事故削減に貢献できればと思っている。

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