アフリカを中心とした新興国において物流のDXを促進するアンドアフリカは3月19日、物流SaaS「Logi-IQ」の公式版を提供を同日より提供開始したと発表した。
「Logi-IQ」は、アフリカ諸国をはじめとする新興国の物流課題解決に寄与するソリューションとして、昨年11月にベータ版をリリース。今回はその正式版として、物流状況を正確に制御することができるツールとなる。
主な機能は、配送ルートの最適化やドライバーの各配送タスクへの自動割り当て、配送タスク管理など。ドライバー用のモバイルアプリで使用するとデジタルで行うことができ、ペーパーレス化も実現する。
さらに「Logi-IQ」は蓄積データを分析することで、事業全体やドライバーごとのパフォーマンスを見える化することも可能。これにより、ドライバー評価の合理性向上や事業の継続的な改善が期待できる。
同社は、ラストマイル物流のマーケットプレイス事業であるEasy Collect&Drop (ECD)での知見、アフリカ・東南アジア市場におけるプレゼンス・ネットワークを活用することで、「Logi-IQ」の事業基盤を構築していく考え。なお、2024年3月18日時点で南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、フィリピンで同サービスを提供中。同月末までにガーナ、タンザニアでサービス開始予定。