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セイノーHD/グループ会社に礼拝室、多文化共生を推進

2024年03月25日/CSR

セイノーホールディングスは3月25日、グループで低温物流事業を行うケーシーエスが、従業員が働きやすい職場環境の整備を目的として休憩室を拡大し、一部にお祈りスペースを設ける等リニューアルを実施したと発表した。

<休憩室の一画に新設したお祈りスペース>
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ケーシーエスでは、社内表彰制度を拡充することで、より多くの従業員にスポットライトが当たる取り組み等を実施し、Well-being経営を推進している。

このたび、施設を改修した共配群馬事業所(群馬県佐波郡玉村町)では、約150名の従業員のうち約90名の外国籍従業員が業務に従事していることから、休憩室の拡大だけでなく、お祈りができるスペースも設けることで、多文化の共生を推進するとともに、多様性を尊重できる職場環境を構築した。

セイノーグループでは、持続的に成長するために優先して取り組む7つのマテリアリティ(重要課題)の1つに「多様な人が活躍する組織づくり」を挙げており、中核企業の西濃運輸ではタイとインドネシアで会社説明会を開催するなど、ダイバーシティな人財が活躍できる会社を目指した人材募集を行ったほか、海外でのグローバルトレーニング制度を設けて、将来の国際業務を担う人財の発掘・育成にも力を入れている。

今後もセイノーグループでは、人権や多様性を尊重し、誰もが活き活きと活躍できるWell-beingな企業の実現を通じて、生産性の高い事業活動を行い、顧客へ継続して寄与していくとしている。

■参考記事
西濃運輸/グローバルで幹部候補を確保、海外で会社説明会

セイノーHD/社員約3万人で地域の清掃活動へ

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