佐川急便は3月27日、北海道上川郡剣淵町と「地域活性化包括連携協定」、青森県と県民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため「包括連携協定」、水俣市と市民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため「地域活性化包括連携協定」をそれぞれ締結したと発表した。
＜（左から）佐川急便 北海道支店 寺島 秀樹 支店長 、 剣淵町 早坂 純夫 町長＞
北海道上川郡剣淵町との連携協定では、（1）災害対策（地域防災への協力）に関すること、（2）地域の安全・安心に関すること、（3）観光支援に関すること、（4）地域産品の流通・販売支援に関すること、（5）環境保全の推進に関すること、（6）その他地域活性化に関すること、を主な協定内容としている。
＜（左から）佐川急便 本村 正秀 社長 、 青森県 宮下 宗一郎 知事＞
青森県との連携協定では、（1）観光振興及び観光情報発信に関すること、
（2）地域防災と安全に関すること、（3）女性活躍推進に関すること、（4）働き方改革に関すること、（5）子ども・青少年の育成に関すること、（6）高齢者・障がい者支援に関すること、（7）環境保全の推進に関すること、（8）その他県民サービス向上及び地域社会の活性化に関すること、が主な協定内容。
＜（左から）佐川急便 南九州支店 竹内 一憲 支店長、 水俣市 髙岡 利治 市長＞
熊本県水俣市との連携協定では、（1）地域の安全・安心に関すること、（2）災害対策（地域防災への協力）に関すること、（3）観光・物産振興に関すること、（4）地方創生・SDGsの推進に関すること、（5）その他、地域活性化に関すること、を主な協定としている。
なお、佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
これら協定の締結を契機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
