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SGホールディングス/4月1日付組織変更、IR室を廃止へ

2024年04月01日/SCM・経営

SGホールディングスは3月29日、ホールディングス並びに、佐川ヒューモニー、佐川グローバルロジスティクス、SGモータース、SGフィルダーの4月1日付の組織変更を発表した。

それによると、SGホールディングスでは、「コーポレートコミュニケーション部」を新設し、IR室は廃止する。それに伴い、「コーポレートコミュニケーション部」へ IR 室の機能、総務部の広報機能、ESG 推進部のコーポレートアイデンティティ(CI)の管理・推進機能およびブランディングに資する広告宣伝および協賛の企画・推進機能を移管する。

<SGホールディングスの組織改編のイメージ>
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組織改編の目的を、複数の部署で担ってきた社内外への情報発信、情報提供の機能を集約し、ステークホルダーとのコミュニケーションの更なる充実を図る、としている。

佐川ヒューモニーでは、営業部のマーケティング課、企画販売課、経営企画部の商品企画課を統合し、営業部に「商品開発課」を新設する。財務経理部を廃止し、管理部へ経理課を移管する。事業推進部を「物流事業部」へ名称変更し、CS 課を営業部へ移管する。

<佐川ヒューモニーの組織改編のイメージ>
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組織改編の目的は、部署間の連携不足による非効率を解消する、としている。

佐川グローバルロジスティクスでは、営業部を「エリア統括部」へ名称変更し、責任範囲を明確にするとともに、法人営業部を「エリア統括部」へ統合する。グローバル SCM 部とロジスティクス営業部企画営業課を統合し「コンサルティング部」を新設する。輸送企画部をロジスティクス営業部へ統合する。

<佐川グローバルロジスティクスの組織改編のイメージ>
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組織改編の目的は、本社営業部門における機能を再配置し、営業力を強化する。本社人員を効率的に運用することで、組織高度化を図る、としている。

SGモータースでは、「製造部」を新設し、営業部にある調達管理課、開発課、製造管理課を製造部に移管する。「サービス部」を新設し、人材サービス部にある整備事業管理課、PN課をサービス部に移管する。人材サービス部にある品質保証課を営業部に移管する。人材サービス部にある人事人材開発課を管理部に移管し、人材サービス部を廃止する。経営企画部に施設投資課を新設する。管理部にあるCSR課の機能を総務課に移管し、CSR課を廃止する。サービス部のPN課をPN管理課に名称変更する。営業部の品質保証課を品質管理課に名称変更する。管理部の人事人材開発課を人事課に名称変更する。

<SGモータースの組織改編のイメージ>
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組織改編の目的は、製造関連事業の更なる原価低減を図る。整備事業の生産性を向上させる。管理体制を強化する、としている。

SGフィルダーでは、支店配下にあった営業課を支店から独立させて、エリア営業部の直下へ置く。採用企画課を営業課へ統合する。栃木エリアを埼玉エリアへ、兵庫エリアを大阪エリアへ統合する。東日本第一営業部を分割し、「東日本第三営業部」を新設する。

<SGフィルダーの組織改編のイメージ>
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組織改編の目的は、労働単価高騰や2024年問題により激変する市場へ迅速に対応するとともに、組織運営を効率化する。佐川急便請負事業の組織体制を佐川急便に合わせることで、スムーズなコミュニケーションを実現させる。管理範囲の大きい部を分割させることで、業務品質の維持・向上を図る、としている。

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