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郵船ロジスティクス/4月1日付で新たな組織運営体制を導入

2024年04月01日/SCM・経営

郵船ロジスティクスは4月1日、中長期経営計画”TRANSFORM 2025″ 第 3 フェーズで掲げる Corporate Transformation の一環として、新たな組織運営体制を導入した。

Global Headquarters(GHQ)と5つの Regional Headquarters(RHQ)が担ってきた本社機能を、GHQ に集約することで、GHQと各事業会社が直接つながるネットワークを強化し、各国・地域の事業環境に適したグループとしての意思決定力、対応力を高めていく。同時にこの新たな組織運営体制を支える、グローバルガバナンスの再構築を進めていく。

これまで、世界で5つの地域にRHQ、その配下に事業会社を配置し、VMV(Vision, Mission, Values)の下、ステークホルダーの期待を超える新しい価値の創造を通じて持続的な成長を目指してきた。しかしながら、昨今の社会的課題や顧客のニーズに対応するためには、グループ全体でより一貫した施策の実行が不可欠で、グループ経営を一層高度化するため、本社機能の集約が最適と判断した。またGHQ所在地のみならず、各地域に効率的にGHQ人員を配置することで、GHQと各事業会社との接点を増やし、ネットワーク強化を推進する。

また、GHQの方針や施策を”YL Standard”として整備し、GHQと各事業会社の連携を強化する経営基盤を構築する。GHQには、YL Standardを策定し管理する体制を整え、各事業会社には、その導入と運営する体制を整えていく。また、各地域に Chief Regional Governance Officer (CRGO)を配置し、各事業会社の経営にGHQ代表として参加することで、今後の新組織運営とグローバルガバナンスの推進を支えていく、としている。

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