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西濃運輸/愛知県内2か所で物流施設を建設

2024年05月03日/物流施設

セイノーホールディングスは5月1日、西濃運輸で特積み輸送の効率化と最適な物流を提案するロジスティクスを推進していくため、中部圏に2件の設備投資を実施すると発表した。

愛知県清須市に、トラックターミナルと物流倉庫を一体化した「ロジ・トランス」機能を備えた「名古屋北支店」を新設し、中部エリア内の物流拠点の強化と、効率的な輸配送体制の構築を実現する。

西濃運輸 豊川支店の敷地内にある保管施設を建て替え、延床面積を7倍に拡大する。

<名古屋北支店の完成予想図>
20240503seino 1 710x502 - 西濃運輸/愛知県内2か所で物流施設を建設

名古屋北支店は、名古屋第二環状自動車道「清洲東IC」から至近(約0.7㎞)に位置し、竣工は2025年12月を予定している。

同施設には、愛知県内の経済・流通の中核地域を担っている枇杷島支店を移転するとともに、大曽根支店の集荷配達エリアの一部と、一宮支店の物流機能を移管する。

4階建ての施設には、1階に全天候型の両面ターミナル用バース(100.4m×36.3m、2面/計48台のトラック接車が可能)と、2階に倉庫用バース(100.4m/5台のトラック接車が可能)を設け、効率的な商品の積み降ろし作業を可能にする。

■「名古屋北支店」概要
建設地:愛知県清須市春日長久寺
構造:S造 地上4階建
敷地面積:1万6760.94m2
延床面積:2万7855.29m2
倉庫面積:1万5016.26m2
竣工:2025年12月(予定)

<豊川支店保管施設の完成予想図>
20240503seino1 710x350 - 西濃運輸/愛知県内2か所で物流施設を建設

豊川支店保管施設は、東名高速道路「豊川IC」至近で、1980年の竣工以来、特積み事業を行う西濃運輸豊川支店の保管施設として機能してきた。

今回、高まる顧客ニーズへの対応やさらなる業務効率化を図るため、保管施設の全面建替えを行い、床面積を従来の7倍に拡張する。

竣工後は営業用倉庫として、荷役作業や特積み機能を生かし、顧客ニーズに合わせた高付加価値サービスの提供を予定している。

3階建ての施設は、1階施設内にバース(46.4m/12 台のトラック接車が可能)を設置し、2・3階へは貨物用エレベーターで商品を上下搬送する。

■「豊川支店保管施設」概要
所在地:愛知県豊川町本野ケ原
構造:S造 地上3階建
敷地面積:2万6330.26m2
延床面積:9180.71m2
倉庫面積:8384.28m2
竣工:2025年2月(予定)

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