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野村不動産/千葉県柏市で11.78万m2の物流施設竣工、満床稼働

2024年05月15日/物流施設

野村不動産は5月15日、総合地所との共同事業である「Landport柏I」が3月29日に竣工、満床稼働したと発表した。

<Landport 柏I 外観>
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<広域地図(左)と詳細地図(右)>
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拓洋、ビューティガレージ等の入居が決まっている。拓洋の入居評価ポイントは、柏エリアへのラストワンマイル拠点としての立地優位性がある。 そして両面バース(1階)で車両の接車可能台数が多いことにより、通過型物流センターとして効率的な運営ができることを挙げている。また、ビューティガレージは現拠点至近であり、将来的な事業拡大を見据えた物流拠点展開ができる。1フロア使い可能なため自動化を含めた効率的なオペレーションが実現できることを挙げている。

「Landport柏I」は、立地面では、常磐自動車道「柏IC」より約1.4km、都心まで約30km圏内に位置しており広域配送に適した物流拠点。5km圏内のエリアには、主な路線業者の営業所および主管支店が15拠点(当社調べ)あるため、集荷時間や荷物量によって利用拠点を使い分けることが可能だ。

仕様設備面では、地震による揺れを最小限に抑える免震構造を採用し、停電発生時より72時間運転可能な非常用発電機を完備。1階倉庫部分は、梁下有効高を6.5mと通常より1m高く設定し、高い保管効率を実現している。また、各階にトラック接車可能なランプ型施設・環境への配慮、ランニングコストの削減を目的に、全館人感センサー付 LED照明を採用(事務所など一部エリアを除く)。さらに、施設の屋根を活用した太陽光発電システムの導入、雇用確保に寄与する機能としてカフェテリアを設置している。

なお、2024年問題に直面する物流業界では、ドライバーなど労働力不足が進む一方で、EC拡大により業務荷物量は増加傾向にあるなど、2019年のコロナウィルス感染症以降、物流業界を取り巻く事業環境は急速な変化により、荷役、保管、輸配送など物流業務の更なる効率化・省人化に資すること、さらには災害時における事業継続性の確保が求められている。そのようななか、この物件は免震構造の採用や非常用発電機の完備等のBCP対策にくわえ、4000kWまで受電可能な高圧電力の引込により自動化機器の導入に対応できる環境を整えている。

<カフェテリア(左)と倉庫内(右)>
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今後柏エリアでは、この物件隣接地の(仮称)Landport柏II、(仮称)Landport野田 等複数の開発を予定している。

■物件概要
物件名:Landport柏I
所在地:千葉県柏市大青田577番地 柏インター西8街区1
交通アクセス:常磐自動車道「柏」IC 約1.4km
東部野田線「江戸川台」約2.3km
敷地面積:5万1560.12m2 (1万5596.93坪)
延床面積:11万7956.09m2 (3万5681.71坪)
構造・規模:RC+S鉄骨造・免震・5階建て ダンブルランプ型 1階両面バース
着工:2022年7月1日
竣工:2024年3月29日

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