第一貨物は5月15日、山形県東根市に同エリア最大規模の物流施設「東根臨空物流センター」を同日付で竣工したと発表した。
同センターでは、スリーエムジャパンプロダクツの原材料保管・供給業務を受託することが決定しており、7月上旬の稼働開始を予定している。
スリーエムジャパンプロダクツの山形事業所から0.9kmと至近で、第一貨物の既存拠点にも近接(東根物流センターから1.5km、天童支店から4.5km)した立地。
平屋一部2階建ての定温倉庫(管理温度25℃)で、倉庫部分は梁下有効約10mの高天井とし、高多層式ラックを設置することで、約5000パレットを収容できる。
トラックバースには、庫内温度の維持や風雨雪の吹込みを考慮し、8台分のドックシェルターを設置。
環境への配慮として、床や外壁、屋根には断熱材を施し、定温倉庫機能の向上と空調負荷の低減を図っているほか、屋内の照明にLEDや調光可能な器具を採用した。
■「東根臨空物流センター」概要
所在地:山形県東根市大字神町字西原1817
敷地面積:2万3365.66m2(7068.11坪)
延床面積:1万22.52m2(3031.81坪)
内訳:【1階】9734.52m2(うち定温スペース8129.64m2、1区画977.5m2)
【2階】288m2(事務所)
竣工:5月15日
稼働:7月上旬(予定)