アクティオは5月20日、大林組、坂井電機の3社で、リモコン操作で重量物を搬送できる半自動ロボット低床式重量物搬送台車「ストローダー」を開発したと発表した。
＜ストローダー＞
「ストローダー」は大林組が開発し、アクティオと坂井電機が製品化した、リモコン操作で重量物を搬送できる半自動ロボットの搬送台車。ゲームパッドを採用した無線コントローラーを使用するため、フォークリフト等の運転資格がなくても簡単に操作が行える。また、メカナムホイールを搭載しており、全方位への走行が可能で、狭い通路やその場での旋回、斜面や段差も走行できる。
＜リモコンで簡単操作＞
＜ジャッキアップ＞
＜メカナムホイール＞
さらに、ジャッキアップ機能を搭載したことで、荷物の真下に入り込んでの運搬が可能になった。これにより、荷物の積み替えをする必要がなく作業員の負担軽減に貢献する。
2025年初旬にレンタルを予定しており、建設現場・大型工場・物流倉庫等の分野で、省人化・省力化の課題解決へのソリューションを提供していくとしている。
■スペック
最大積載荷重：1000ｋｇ
ジャッキストローク：100mm
最大速度：38m/min
登坂角度：6(進行方向前進後進の場合)度
走行可能段差：20(進行方向前進後進の場合)mm
動作温度：20±15℃
充電時間：約 3ｈ
稼働時間：約 4(連続稼働時)ｈ
充電方法：専用充電器使用 AC100V
寸法（L×W×H）：756×1,126×156mm
質量：330kg
