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CRE/中小型倉庫等を投資対象とした私募リート設立

2024年06月05日/物流施設

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シーアールイーの連結子会社ストラテジック・パートナーズは、私募リート「CREインダストリアルアセット投資法人」を設立し、6月5日に運用を開始した。

<私募リートが保有する物件「足立81」(写真上)、「須恵1」(下)>
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私募リートは、CREがマスターリースで強みを持つ延床面積5000m2未満の中小型倉庫を中心とする産業用不動産を投資対象としたもの。

CREがマスターリースする18物件、資産規模約100億円で運用を開始し、ポートフォリオのバランスに配慮しつつ、3~5年後を目途に300億円程度への資産規模の成長を目指す。

CREがマスターリースする物件を組み入れることで、グループのストックビジネスの事業基盤の拡大に寄与すると同時に、企業規模にとらわれない幅広い業種からの賃借ニーズに応える中小型倉庫の受け皿を担うことで、日本の物流業界の発展を支えることを目指す。

なお、私募リートが保有する物件のうち11棟はBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の第三者評価を取得しており、そのうち3棟は「ZEB Ready」の評価も取得している。

CREグループでは、2021年9月9日に「第2次中期経営計画」を発表し、さらなる成長のため、アセットマネジメント事業の施策の一つとして「中・小型倉庫私募リートの組成」を掲げ準備を進めてきた。

中小型倉庫を中心とした私募リートは国内初となる。

■「CREインダストリアルアセット投資法人」概要
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1
設立:2024年4月12日
運用開始:2024年6月5日
資産規模(取得価格ベース):約100億円(運用開始時点)
投資対象:延床面積5000m2未満の中小型倉庫を中心とする産業用不動産

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