商船三井は9月19日、豪エネルギー会社大手WOODSIDE ENERGY LTD、韓国造船・エンジニアリング会社大手HD KOREA SHIPBUILDING AND OFFSHORE ENGINEERING CO. LTD(HD KSOE)、韓国船会社大手HYUNDAI GLOVIS CO., LTD.(HYUNDAI GLOVIS)と共同開発を進める8万m3型の液化水素運搬船について、ノルウェーの船級協会デット・ノルスケ・ベリタス(DNV)から設計基本承認(AiP)を取得したと発表した。
授与式は、9月18日に米国ヒューストンでの世界最大級のエネルギー国際展示会・会議「Gastech Exhibition & Conference 2024」(ガステック2024)で行われた。
商船三井は2024年1月末よりWOODSIDE、HD KSOE、HYUNDAI GLOVISと液化水素船開発を進めてきた。このほど、この船の設計と運用、環境への影響に関連する潜在的なリスクを評価し、そのリスクを軽減するために不可欠なHAZID(Hazard Identification Study)とENVID(Environmental Impact Identification)を実施した。
2030年までの船の建造・運航開始に向け、引き続きプロジェクトパートナーと開発を進めていくとしている。