東邦ホールディングスは9月25日、物流機器の開発・製造・販売のワコン社と資本業務提携を締結したと発表した。
ワコン社は、圧倒的な開発力を武器に食品や医薬品の定温容器をはじめとする、物流機器の製造・販売等を行っている。特に、医薬品物流においてはGDPに対応した保冷保温ボックス・定温梱包サービスなどを提供しており、必要な温度条件や輸送条件を満たす高精度の温度解析シミュレーションを基に、その技術は医薬品の国内および海外輸送に幅広く活用されている。
東邦ホールディングスは、今回の資本業務提携を通じて、新たな定温輸送商品の共同開発や、ワコン社の既存輸送商品の新用途の開発を進めていく。気温上昇等の近年の異常気象においても品質を保持する温度管理物流体制を構築し、医薬品等の安定供給に努めていくとしている。
■ワコン社の概要
商号:ワコン
所在地:和歌山県紀の川市中井坂361
設立年:1951年
事業内容:物流機器の開発・製造・販売
資本金:1000万円
従業員数:130名
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