伊藤忠ロジスティクスは10月1日、同社のアメリカ法人ITOCHU LOGISTICS (USA) CORP．が、米墨輸送ブローカーである BCS LOGISTICS LLC（BCS）に出資したと発表した。
＜フロー図＞
＜BCS社の倉庫とトレーラー待機場＞
＜ラレドの国境＞
BCS社は、テキサス州ラレドを拠点に米墨間輸送を手掛けている企業。同社は、メキシコにおける 輸入通関時に「プレビオ（事前検査）回避」というサービスを同社と共に提供している、BUFETE グループの1社。通関・輸送のライセンスを所持し、国境付近には倉庫およびトレーラー待機場 も完備している。
BUFETE グループは、メキシコに拠点を置く企業で、通関および貿易に関するサービスを提供している。
今回のBCS社への出資により、同社が有する国境通関・輸送・倉庫の機能を活かし、複雑な米墨間輸送における手続きをONE WINDOWでスムースにサービスを提供することが可能になる。今後も更なる拡大が期待される米墨間の物流需要に対して、より高品質な物流サービスを提供していくとしている。
■出資先概要
会社名：BCS LOGISTICS LLC
本社：所在地 235 Texas Avenue Brownsville, TX 78521
設立年：2013年
事業内容：倉庫・輸送サービス
住友商事／NEXT Logistics Japanに出資、2024年問題への貢献
