鶴丸海運は10月28日、双葉商会の全株式を取得することで双葉商会株主と合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
これにより、2024年9月12日以降、双葉商会グループ(双葉商会、100%子会社である双葉汽船と広島シッピング)は、鶴丸海運のグループ会社として、事業運営していくこととなる。
双葉商会グループは、1951年の創業から現在に至るまで、長年に渡り、本拠地である広島県と東京支店で、内航海運業及び、内航船舶貸渡や船員派遣を含む船主業、貨物仲介業を行い、事業を発展させてきた会社。グループ合計で、船舶5隻(双葉商会3隻、双葉汽船1隻、広島シッピング1隻)を保有している。
内航海運業では、カルビーポテトのじゃがいもの輸送を行っている。船主業では、船舶と船員を船舶運航会社に安定供給してきた実績があり、トクヤマ海陸運送、富山港湾運送、日伸運輸などと取引がある。貨物仲介業では、荷主からの引き合い貨物を、輸送可能なオペレーターに紹介し、全国各地への貨物の安定輸送に貢献している。
双葉商会グループ全体の組織体制としては、陸上社員9名、船員140名、工務監督2名の人員構成となっている。
■双葉商会 会社概要
会社名:双葉商会
本社 所在地:広島県広島市南区宇品海岸1-1-9
設立:1951年4月
事業内容:内航貨物運送業 及び 内航船舶貸渡業
拠点:広島、東京
主要取引先:カルビーポテト、トクヤマ海陸運送、日伸運輸、新友海運、新日本近海汽船、大一海運、東正海運、泉海運など
売上高:17億9200万円(2023年8月期 単体)
従業員数:151名(2024年9月時点 連結)
子会社:双葉汽船 (内航船舶貸渡業)
広島シッピング (船員派遣業 及び 内航貨物運送業)