商船三井は11月3日、名古屋市の藤前干潟で海洋漂着物調査イベントを開催した。
地球温暖化や海の環境問題を学ぶため、子どもたちと海岸のごみ調査活動などを行っているNPO法人「チームくじら号」の協力によるもの。
イベントでは、専門家と共に海洋プラスチックごみなどの回収と調査を行い、名古屋港水族館館長や地元住民、日本女子サッカーリーグ「朝日インテック・ラブリッジ名古屋」の選手など約30人が参加した。
参加者は回収したマイクロプラスチックごみの比重実験・顕微鏡観察を行ったほか、専門家の講話から海の環境問題について学び、実験結果とイベントを通しての感想を発表しあった。
なお、藤前干潟は渡り鳥の中継地になっており、「ラムサール条約」湿地に登録されている。商船三井は今後も、未来を担う世代に海の大切さを伝える活動を続けていきたいとしている。
経産省北海道経済産業局ほか/共同輸配送等でマッチングイベント開催