川崎汽船が出資する船員配乗会社であるVentis Maritime Corporation（VENTIS）および“K”LNG Maritime Services, Inc. (KLMSI）は、11月30日にフィリピンのマカティ市においてクリスマスの時期に合わせ合同で船員慰労・永年勤続表彰式を開催した。
＜式典の様子＞
会場には休暇中の船員とその家族を招待し、同社からも明珍社長をはじめとする多くの関係者が参加した。
1989年に設立されたVENTIS、2017年に設立されたKLMSIは、コンテナ船、自動車船、ドライバルク船、LNG船、油槽船、LPG船への船員配乗会社として同社の中核を担っており、グループの船員配乗会社はDMWから海上部門での優れた業績を認められた会社に贈られる「トップパフォーマー賞」を受賞するなど、現地当局からも高い評価を得ている。
式の中では、明珍社長より船員とその家族に日頃の安全運航に対する貢献への謝辞が述べられると共に、環境対応を含めた新技術導入への取り組みが加速されていく中で、優秀な船員の確保と育成の重要性について伝えられた。
その他の船員配乗グループ会社でも同様の取り組みをフィリピン各地で開催する予定としており、同社はこれからも船員やその家族、関係会社との対話を通じてエンゲージメント向上を図り、安全運航と高品質な輸送サービスの提供に繋げていくとしている。
商船三井／海運の課題解決へ Global Maritime Forumサミットに参加
