プロロジスは1月23日、東京都墨田区にある都市型物流施設「プロロジスアーバン東京押上1」内に、インキュベーション施設「inno-base(イノベース)TOKYO-OSHIAGE」を開設すると発表した。
入居者は、併設されたシェアオフィス、専用ブースを利用できる。2023年に茨城県つくば市の「プロロジスパークつくば3」に設けた「inno-base TSUKUBA」の実証実験エリアやシェア倉庫を活用することもできる。
「inno-base」の2拠点目を開設する背景には、インキュベーション施設ニーズの高まりがある。
つくばでは、首都圏エリアのスタートアップ企業が10社入居するほど反響があり、自動フォークリフト開発・販売のハクオウロボティクスとは資本業務締結するに至った。
東京押上では、支援する企業の拠点エリアを首都圏から全国へ拡大。最新技術の実証実験や、新製品の評価・検証を行う場所を必要とする大手企業やスタートアップ企業との協業を促し、新たな価値の創造を目指す。
運営は、起業支援のプロフェッショナル集団として実績を持つツクリエが協力する。
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