ニチレイが2月4日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、低温物流セグメントの売上高は2095億4400万円(前年同期比8.53%増)、営業利益は124億3800万円(7.98%減)となった。
国内の売上高は3PL事業や輸配送事業の伸長に加え、在庫水準の回復などにより4%増収。
営業利益は在庫水準の回復とともに、輸配送事業の伸長や運送効率化などが寄与し12%増益となった。
海外の売上高は欧州での小売り向け事業が堅調に推移したことに加え、当期に実施したフォワーディング会社の買収効果や円安による為替換算影響もあり19%増収となった。
営業利益は前期に実施したタイ、マレーシアでの連結子会社化に加え、欧州での小売り向け事業が伸長したものの、CSRD関連費用の発生により6%減益となった。
通期は、売上高2790億円(8.0%増)、営業利益165億円(4%増)を見込んでいる。
丸全昭和運輸 決算/4~9月の売上高3.8%増、営業利益13.8%増