奧洲物産運輸は5月14日、軽量薄膜ソーラーパネル搭載型トラック用電力供給ソリューション「GasHeru(ガシェル)」を「うまい棒」等の駄菓子で知られる「やおきん」が導入したと発表した。
<販売元の奧洲物産運輸では、保有車両全台にGasHeru(ガシェル)を搭載>
「GasHeru」は、車両の屋根に設置可能な軽量薄膜ソーラーパネルにより、太陽光発電で電力を生成し、車両のバッテリーに供給する新たなトラックソリューション。
従来は、エンジンの駆動力によりオルタネーターで電力を発電していたが、「GasHeru」はこの負荷を軽減し、エンジン効率の改善・燃費向上・CO2排出削減を実現する。
やおきんでは、4トントラックに搭載し、CO2排出量と燃料消費量の削減効果の検証を開始している。
やおきんは駄菓子「うまい棒」をはじめとする商品を全国の量販店やコンビニエンスストアへ広く卸販売しており、売上は長年にわたり約200億円を維持している。
輸送においては、商品の軽量性に対して大量輸送が必要となるため、環境負荷の低減が喫緊の課題だった。
なお、「GasHeru」の設計・監修は新明工業、企画・開発はEキューブドゴールズ。
やおきん/「うまい棒」値上げ、包装資材費・配送費等も上昇影響