日鉄興和不動産は6月10日、米国を代表するデベロッパーであるTrammell Crow Company社とシービーアールイーが推進する、米国ジョージア州アトランタ・ビュフォードにおける物流施設開発事業に、阪急阪神不動産、京阪神ビルディングとともに参画したと発表した。
同施設を建設するジョージア州アトランタ都市圏は、人口約600万人(全米6位)と、米国南東部最大の経済・物流中心地。旅客機の発着回数世界1位を誇るハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港他、鉄道や道路といった主要交通インフラの集積地として、国内4位の市場規模を誇る物流ハブとなっている。
計画地は、重要な交通インフラである州間高速道路85号/985号に近接しており、都市部への配送や国内の長距離輸送に伴う物流施設の需要が見込まれるエリア。
日鉄興和不動産は、「LOGIFRONT(ロジフロント)」を旗艦ブランドとして、国内で18案件の物流施設の開発・運営を手掛けている。また2024年11月に海外初の物流施設開発に取り組んでおり、今回の事業参画は海外における物流施設開発の第2弾となる。
■プロジェクト概要
所在地:3228 Whidby Road, Buford, GA 30518
敷地面積:約23万3500m2(約7万600坪)
延床面積:約6万3800m2(約1万9300坪)
構造・階数:鉄骨造・1階
工事期間:2025年5月~2026年下旬(予定)
施工:AL Grading(造成)、Conlan Company(建築)
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