日本郵船は6月13日、同社グループ欧州地域代表を務めるカールヨハン・ハグマン(Carl-Johan Hagman)執行役員が、国際海運会議所(ICS)の副会長に就任したと発表した。
同氏は6月12日にギリシャのアテネで開催されたICSの年次総会で、副会長に選任された。同社からICSの副会長に選出されるのは、これで5人目の例となる。なお、同氏は日本船主協会の欧州地域代表も務めている。
ハグマン執行役員は今回の就任に際し「世界が高品質かつ低環境負荷の輸送システムを求める中、海運業界はその変革の中心にいる。ICSは国際海運業界の意見を代表し、地球の表面積の71%を占める海を所管する国際海事機関(IMO)の統一的な法的枠組みを強く支持している。外航海運における公平かつ平等な競争環境の確保が、貿易を通じた世界の繁栄の構築という私たちの本来の使命を果たす最良の方法だ。私はICSの活動に対して引き続き力強い支援を行っていく」と述べた。