CBcloudは６月18日、子会社であるエコ配の全株式を６月３日に追加取得し、同社を完全子会社化したと発表した。
＜CBcloudとエコ配のロゴ＞
追加株式取得は、エコ配が持つラストワンマイルの配送ネットワークとCBcloudのテクノロジーをより緊密に連携させ、グループ全体としてのサービス提供価値を最大化することを目的としている。CBcloudは、完全子会社化を通じて、エコ配の事業成長とサービス品質向上に対し、これまで以上に深くコミットしていくとしている。
完全子会社化を機に、CBcloudは配送を担うドライバーが安定した収益を確保できるよう、CBcloudが持つ全国の広域配送ネットワークと、エコ配が強みとする特定エリアの配送網を組み合わせ、配送ネットワーク全体の活性化と効率的な業務提供を強化。これにより、地域に根ざした安定的な宅配の収入をベースとしながらも、高収益な企業間配送などを組み合わせることで収入アップを実現し、よりドライバーが「稼げる」環境を整備する。
また、ドライバー自身のライフスタイルに合わせて柔軟に働ける機会をさらに拡大する。宅配領域における稼働を最大化するとともに、企業間配送も選べるようにすることで多様なニーズと個々の働き方に合わせた選択肢を提供し、より多くのドライバーが活躍できる環境を創造する。
エコ配は完全子会社化によるCBcloudグループとの一体運営を通じて、長年培ってきた地域密着型の配送ネットワークを生かし、次世代の配送インフラとしてさらに柔軟なインフラとして強化していく。
また、CBcloudとの連携を深め、よりニーズの高い特定地域に特化した独自の宅配サービス「LCC宅配」を提供する。特定地域での配送に特化し、運用効率を高めることで価格の最適化を実現し、物流波動への柔軟な対応も実現する。合理的なサービス構築を通じ、市場における独自の立ち位置を確立していくとしている。
