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東京汽船/子会社の東京湾フェリーが横浜貿易ビルを吸収合併

2025年10月01日/SCM・経営

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東京汽船は10月1日、2025年11月末を目途に連結子会社である東京湾フェリーを存続会社とし、持分法適用非連結子会社である横浜貿易ビルを消滅会社とする吸収合併を実施することを決議したと発表した。

また、東京汽船は東京湾フェリー及び横浜貿易ビルの両社の少数株主が所有する株式を購入し完全子会社化した。

合併の目的は、東京湾フェリーが、1997年に開通したアクアラインの通行料の相次ぐ値下げにより利用客数が低迷し、さらに2020年の初めに発生した新型コロナウイルス感染症の拡大も重なり、業績が長期にわたり低迷し債務超過状態が続いていることから。

このような債務超過状態を解消し、カーフェリー事業の航路維持と利用客へのサービス向上を図ることを目的として、両社を完全子会社化したうえで本合併を行うことにしたもの。

■存続会社
商号:東京湾フェリー
所在地:神奈川県横須賀市久里浜 8-17-5
事業内容:久里浜~金谷を結ぶカーフェリー事業
資本金:1億円
設立年月日:1957年9月27日
発行済株式数:40万株
決算期:3月31日
大株主および持株比率:東京汽船 100%
経営成績:2025年3月期の売上高9億1618万2000円、営業損失8927万円、経常損失8051万1000円、当期純損失4736万1000円

■消滅会社
商号:横浜貿易ビル
所在地:神奈川県横浜市中区山下町2番地
事業内容:駐車場事業
資本金:1950万円
設立年月日:1947年11月13日
発行済株式数:39万株
決算期:3月31日
大株主および持株比率:東京汽船 100%
経営成績:売上高1億4707万2000円、営業利益2489万6000円、経常利益2651万6000円、当期純利益1861万6000円

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