ダイセーホールディングスは10月14日、Daisei VEHO WORKS（ベトナム・ハノイ）が、2025年3月に特定技能ドライバー・整備士育成マッチングサービス「DriveeLink（ドライビーリンク）」のサービス提供を開始し、サービスを導入したイズミ物流において、外国人材の採用に成功したと発表した。
＜DriveeLinkの仕組み＞
サービス開始から約半年で、物流会社8社（うちダイセーグループ6社）と送り出し機関17社、合計25社がDriveeLinkを導入。これまでに15件の求人に対し18件の応募があり、うち1件が採用となった。いずれも「特定技能1号」での採用事例であり、既に日本での就業経験を持つ人材のため、即戦力として現場での活躍が期待されている。
イズミ物流の外国人財採用担当者は「現在、特定技能1号ドライバー9名が勤続しており、さらに20名の内定者が入社を控えている。物流業界全体でドライバー不足が深刻化する中、2024年3月に特定技能1号にトラックドライバーが追加されたことを受け、同年8月に『外国人ドライバー採用プロジェクト』を立ち上げた。『国籍・ジェンダー・年齢は関係ない』をテーマに、多様な人材の活躍を推進している。DriveeLinkを利用した採用では、既存取引先以外の人材紹介会社からも応募があり、採用の裾野が広がる点がいいと思った。今後は、人材紹介会社からの紹介に加えて、求職者個人と直接つながれる仕組みができれば、さらにマッチングの機会が増えると期待している」とコメントしている。
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