拓洋は10月28日、埼玉県久喜市で建設を進めていた物流施設「いちご久喜物流センター」が9月30日に竣工したと発表した。
いちご地所を施主として拓洋が設計・施工・マスターリースを担当、いちご地所とタイアップした物件としては、4棟目となるもの。
開発にあたりテナントの日本アクセスと連携、庫内効率を追及した仕様になっているという。
同施設は、延床面積1万7609.76m2、地上3階建てのボックス型倉庫で、チルド(冷蔵)とフローズン(冷凍)の2温度帯に対応している。
立地は、倉庫や運送会社の集配拠点施設が集積する埼玉県道3号さいたま栗橋線に隣接。東北自動車道「久喜IC」約4.6kmに位置し、圏央道への接続も良く、東日本全域への高速・広域配送に寄与するという。また、JR宇都宮線「東鷲宮駅」徒歩圏内(約1km)にあり、公共交通アクセスにも利便性があるとしている。
拓洋は、「同施設の竣工を受け、日本アクセスが10月1日から入居。現在は庫内の冷やし込み作業など、本格稼働に向けた準備を進めており、今後、東日本の食品コールドチェーンを支える中核拠点となる」としている。
■施設概要
所在地:埼玉県久喜市西大輪215番4
アクセス:東北自動車道「久喜IC」約4.6km、JR宇都宮線「東鷲宮駅」約1.0km
敷地面積:1万7863.58m2(5403.73坪)
延床面積:1万7609.76m2(5326.95坪)
構造:鉄骨造 地上3階建て
施主:いちご地所
設計・施工:拓洋
着工:2024年3月
竣工:2025年9月
日本アクセス/冷凍冷蔵ニーズ拡大で埼玉県久喜市に1.7万m2の低温物流センター開設


